2011-01-01から1年間の記事一覧

春の日はしみらに射せり 高野公彦歌集『水苑』を読む。

高野公彦歌集『水苑』を読む。今回は、「紅にあそぶ」の P.35の二首目です。春の日はしみらに射せり欅の木木目の渦の輪の ゆるぶまで木目には、「もくめ」と読みがついています。 読んでいきます。はるのひはしみらにさせりけやきのきもくめのうずの わのゆ…

花了へし紅梅の木に近づけば 高野公彦歌集『水苑』を読む。

高野公彦歌集『水苑』を読む。今回は、「紅にあそぶ」の P.35の一首目です。花了へし紅梅の木に近づけばほつほつと紅を継ぐ みどりの芽紅には「こう」とよみがついています。 読んでいきます。はなおへしこうばいのきにちかづけばほつほつとこうを つぐみど…

ダイアモンドクリームアンチエイジング バイオリジェネレイティブクリーム

ナチュラビセ ダイアモンドクリームアンチエイジング バイオリジェネレイティブクリーム 50ml/1.7oz出版社/メーカー: ナチュラビセメディア: ヘルスケア&ケア用品この商品を含むブログ (1件) を見る肌の衰えの原因を細胞レベルまでとらえ、肌の活性・再生・…

動脈硬化の改善がアンチエイジングにつながります。血管は、若返る。

血管をピチピチに若返らせる本―脳・心疾患、動脈硬化を防ぐ“新”生活術作者: 栗原毅出版社/メーカー: 主婦と生活社発売日: 2008/11メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (3件) を見る有酸素運動が動脈硬化の改善に効果的です。血管を…

「いろはからゑひの字消せば・・高野公彦歌集『水苑』を読む。

高野公彦歌集『水苑』を読む。今回は、「紅にあそぶ」の P.34の二首目です。 「いろはからゑひの字消せばこの世なし」など 言ひしとふ酔ひて記憶なし読んでいきます。いろはからゑひのじけせばこのよなしなどいひしとふ よひてきおくなしいろは47文字は、「…

高野にはちよつと優しくして 高野公彦歌集『水苑』を読む

高野公彦歌集『水苑』を読む。今回は、「紅にあそぶ」の P.34の一首目です。高野にはちよつと優しくしてあげて飲ませてごらん あつぱらぱあとなる高野には、あいつとふりがながついています。 読んでいきます。 あいつにはちよつとやさしくしてあげてのませ…

レスベラトロールのサプリメントの効果はカロリー制限をしなくても。通信販売。

カロリー制限をしなくても長寿遺伝子が働いて、若々しくなる。 それがレスベラトロールです。レスベラトロールをサプリメント としてとることで、サーチュイン遺伝子が作用する効果があるのです。レスベラトロールの効果を試してみて下さい。ハイブリッドレ…

由美かおると西野流呼吸法の切れない関係

若さを保つために由美かおるが行っているのが 西野流呼吸法です。西野バレエ団という今でもあるのかも しれませんが、バレエ団をひきいているのが西野皓二でした。その西野さんが、世に広めたのが西野流呼吸法です。 二十年ほど前に、由美かおるさんで、CD…

陽国の鳥道郡水音村 高野公彦『水苑』を読む

高野公彦歌集『水苑』を読む。今回は、「紅にあそぶ」の P.33の二首目です。 陽国の鳥道郡水音村字寒光に紅梅咲けり陽国には、ひのくに、と鳥道郡水音村には とりみちごほりみのとむら、と 寒光には、さむかげとかながふってあります。読んでいきます。 ひの…

レスベラトロール アンチエイジングへの挑戦 若さは体の線に出る?

若さは体の線にでます。お顔や肌の若さは、化粧品で カバーできますが、体の線は遠く離れていても 見分けることが出来るというか、遠目でもでてしまいます。 由美かおるさんが、いつまでも、若さを保っているのは なぜでしょう。食事、運動、呼吸、心や体、…

熱力学などもほとほと忘れ 高野公彦歌集『水苑』を読む。

高野公彦歌集『水苑』を読む。今回は、「紅にあそぶ」の P.33の一首目です。熱力学などもほとほと忘れ去り紅梅咲けば紅に遊べり紅には、「こう」とふりがなが付いています。読んでいきます。 ねつりきがくなどもほとほとわすれさりこうばいさけば こうにあそ…

さむき夜はべつこふいろの 高野公彦歌集『水苑』を読む。

高野公彦歌集『水苑』を読む。今回は、「紅にあそぶ」の P.32の二首目です。さむき夜はべつこふいろのをグラスに移し湯で割り て飲む生命の水にはオー・ド・ヴイと読みがついてています。 読んでいきます。 さむきよはべつこふいろのオー・ド・ヴイをグラス…

なきがらの我に添寝をして呉るる 高野公彦歌集『水苑』を読む。

高野公彦歌集『水苑』を読む。今回は、「紅にあそぶ」の P.32の一首目です。なきがらの我に添寝をして呉るる銀漢ありて寒し夜空は読んでいきます。 なきがらのわれにそひねをしてくるるぎんかんありて さむしよぞらは銀漢は、天の川のことで、銀河という意味…

オレゾ フェイス プロテクト 顔用日焼け止め SPF50+、PA+++。

「オレゾ」は従来のUVカット成分に比べ、長波長の紫外線を防ぐ スーパーUVカット成分と白肌を守り抜く3つのマルチプロテクト 成分配合。オレゾ(Orezo) フェイスプロテクトUV SPF50+ 30g出版社/メーカー: ロート製薬メディア: ヘルスケア&…

徹夜明けの五時 高野公彦歌集『水苑』を読む。

高野公彦歌集『水苑』を読む。今回は、「紅にあそぶ」の P.31の二首目です。徹夜明けの五時ラーメンを煮て食へり神戸くづれてなほ 燃ゆるころ読んでいきます。 てつやあけのごじらーめんをにてくへりこうべくづれて なほもゆるころ仕事に限らず、締め切りの…

俗の名もちて生きをり酒のみて 高野公彦歌集『水苑』を読む。

高野公彦歌集『水苑』を読む。今回は、「紅にあそぶ」の P.31の一首目です。 俗の名もちて生きをり酒のみて海鼠酢食へり死は 酢の匂ひ俗には、「このよ」、海鼠酢には、「なまこす」とよみが ついています。読んでいきます。 このよのなもちていきをりさけの…

日本沈没の日付は3月11日、小松左京

日本沈没 第二部作者: 小松左京,谷甲州出版社/メーカー: 小学館発売日: 2006/07/07メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 29回この商品を含むブログ (84件) を見る 日本沈没の端緒は奇しくも、3月11日だった。 小松左京が、小説「日本沈没」で描いた世界は、…

巨鳥のつばさが空をおほふかと 高野公彦歌集『水苑』を読む。

高野公彦歌集『水苑』を読む。今回は、「紅にあそぶ」の P.30の二首目です。巨鳥のつばさが空をおほふかと思ふまで寒し神戸燃ゆる日巨鳥にはおほとりとよみがついています。 読んでいきます。おほとりのつばさがそらをおほふかとおもふまでさむし こうべもゆ…

をとめの香する一月の 高野公彦歌集『水苑』を読む。

高野公彦歌集『水苑』を読む。今回は、「紅にあそぶ」の P.30 の一首目。 「俊成の鹿ならねど。」と詞書き(ことばがき)がついています。をとめの香する一月のキャンパスの寒気胸分けにわれは 歩めり胸分けにむなわけとよみがついています。読んでいきます。 …

ザ・パワーは愛の力です。 ロンダ・バーンの最新作。

ザ・パワー あなたは、今、なりたい人になっている。 今のあなたは、過去の自分が望んだもの、引き寄せたもの なのです。そして、その引き寄せのもととなるパワーは愛なのです。 愛にはいろんな愛があります。今、話題の書「ザ・パワー」はあの、引き寄せの…

高野公彦歌集『水苑』を読む。ハツ、ネギを食らひて酒を飲みゐたり。

高野公彦歌集『水苑』を読む。今回は、 P29。「紅にあそぶ」の 三首目です。 ハツ、ネギを食らひて酒を飲みゐたり五十代多欲にて 生きゆかむ読んでいきます。ハツ、ネギをくらひてさけをのみゐたりごじゅうだいたよく にていきゆかむまじめな高野さんだから…

高野公彦歌集『水苑』を読む。「紅にあそぶ」の 。

高野公彦歌集『水苑』を読む。今回は、 P29「紅にあそぶ」の 二首目。路地多き浦安ゆけばふるさとの犬の顔した犬歩みくる読んでいきます。 ろじおおきうらやすゆけばふるさとのいぬのかおしたいぬあゆみくる高野さんの住んでいる浦安って、路地が多いんです…

高野公彦歌集『水苑』を読む。 「紅にあそぶ」

今回から「紅にあそぶ」に入ります。 高野公彦歌集『水苑』を読む。 P28 「紅にあそぶ」の 一首目。オリオン座夜ごと冷えつつ無造作にコップのみずに生きゆく ポトス読んでいきます。 おりおんざよごとひえつつむざうさにこっぷのみずにいきゆ くぽとす「紅…

ポトスの育てかたは簡単です。原産地はソロモン諸島と。

ソロモン諸島原産のサトイモ科のポトスの育て方は 簡単なようです。 ポトスは 非常にポピュラーな品種で、みなさんに大変、親しまれています。 ポトスは耐陰性が強く、直接的な自然光はあまり必要とせず明るい 室内灯で十分に生育可能です。夏の直射日光は強…

柳川は刈田に 高野公彦歌集『水苑』を読む。

はじめての短歌。短歌初心者の方のために。高野公彦歌集『水苑』を読む。「鳥の影」の続きです。 P.27 二首目。柳川は刈田に冽き光さし野の貴公子のかささぎ歩く冽きには「さむ」きとふりがながついています。読んでいきます。 やながわはかりたにさむきひか…

暑き日は漕行中 高野公彦歌集『水苑』を読む

高野公彦歌集『水苑』を読む。「鳥の影」の続きです。 P.27 一首目。暑き日は漕行中に沈をして体冷やすとふカヌーイスト野田氏漕行中には「さうかう」と、沈には「ちん」とよみがついています。読んでいきます。 あつきひはさうこうちゅうにちんをしてからだ…

風呂の水 高野公彦歌集『水苑』を読む。「鳥の影」 

高野公彦歌集『水苑』を読む。「鳥の影」の続きです。 P.26 二首目。風呂の水落せるあひだ部屋に戻りイエスを読めり死の 前後あたり読んでいきます。 ふろのみずおとせるあひだへやにもどりイエスをよめり しのぜんごあたり落せるは「落とせる」と書くのが普…

高野公彦歌集『水苑』を読む。「鳥の影」 の続き 「役人が日本の川を

今回は、高野公彦歌集『水苑』の「鳥の影」 の続きです。 P.26の1首目。「役人が日本の川を殺してゆく」川下り人野田知佑言へり読んでいきます。 「やくにんがにほんのかわをころしてゆく」かわくだりびとのだ 知佑いへり人には、「びと」とよみがながふられ…

高野長英、脱獄する 1844年の今日。

1844年6月30日 高野長英、脱獄する思うままに生き、諦めない 幕末の蘭学者、高野長英である。 文化元年、水沢(岩手県奥州市)の武家に生まれ、母の実家である侍医、高野家を継いだ。若くして江戸に留学し、のち長崎に赴いてシーボルトの鳴滝塾で学ん…

初めての短歌。 高野公彦歌集『水苑』を読む。 噴水の涸口に

今回は、高野公彦歌集『水苑』の「鳥の影」 に入ります。 P.25の1首。噴水の涸口に日のあたりゐて鳥の影過ぐ旱列島 涸口には、かれくち と かながふられています。また、旱に は、ひでりとふられています。読んでいきます。 ふんすいのかれくちにひのあたり…