日本最大級のビオ トープ 北九州市若松区

日本経済新聞 ほっとニュースphoto から。

ふわふわと舞っていたトンボが音もなく葉に止まった。ベッコウトンボ

 この珍しいトンボの発見が、四季を通じて生きものが集う「楽園」を救う
きっかけになった。とあります。


ここは北九州市若松区の産業廃棄物処分場だった一区画。20年の間に、湿地
や草原が自然に生まれた。

 ベッコウトンボが発見された後も、猛きん類のチュウヒやメダカなど絶滅
危惧種を含む動植物が500種以上確認された。市は2007年、日本最大級のビオ
トープとして残すことを決めた。

夏の草むら、アオモンイトトンボ。体長3センチほどのヌマガエル。ほおを
プクプクと動かして、珍しそうにこちらを見つめた。

 楽園を救ったのはベッコウトンボだけではない。処分場の現場監督で、こ
の区画に土をかぶせる工事を残していた岩本光徳さん(64)が、生きものた
ちの味方に付いたのだ。

 専門書を読み勉強して、いまはエコツアーのガイドに転身し、仮オープン
中のビオトープを案内しているということなんですね。