成東より日々通ひくる 高野公彦歌集『水苑』を読む

高野公彦歌集『水苑』を読む。今回は、「授業」の

P.37の二首目です。

成東より日々通ひくる戸田純子をわが尊敬す教へ子
なれど

読んでいきます。
なるとうよりひびかよひくるとだじゅんこをわが
そんけいすおしへごなれど


成東は東京からの距離は鎌倉よりも遠い位の所
ですね。地図でみると。

だから成東より日々通ひくる子を尊敬す というの
でしょう。
戸田純子は教え子だけど、といっています。ここが
面白いところ、なんですね。