マヤ文明のミステリー が面白いほどわかる本 を読む。
中経の文庫です。先日、買っていたのを
きょう、すこし読んでみました。
『マヤの2012年人類滅亡の予言』というのもありますが、マヤには、謎の文明というイメージがついてまわる
と著者であるボックス・ストーリーさんは
言います。マヤ文明の研究が遅れているのは、
密林に阻まれて発掘調査が進んでいないということも
ありますが、
スペインによって貴重な文書のほとんどが
燃やされてしまったことにもよるんですね。
マヤは独特の暦を持っていたことで有名ですが
絵文字と樹皮や鹿皮の書物がマヤ文明には
あったんですね。
フォトンベルトや小惑星衝突と2012年を結びつけた
人類滅亡の話は科学的には根拠がないことなども
書かれています。
横にして見ると宇宙ロケットに見えるパレンケの
石棺は、実は縦に観るのが、本当でマヤの世界観
を表したものだったんですね。
マヤについて書かれた本はほかにもありますが、
基礎的なことを網羅したマヤの入門書という
感じです。